【旅,バイク,ワーホリ】《9日目》Macの壁紙?!人生初の国立公園 #バイクでアメリカ縦断&横断 Trip No.2
『大自然を目の当たりして』
皆さんこんにちは、Viezです。
今回も前回に引き続き、バイクでアメリカ縦断&横断旅について書いていきます。
前回の記事はコチラ↓
旅の始まりはコチラ↓
1.キャンプ地確保を目指して
この日の起床は6時半、車のクラクションの音で起きた。
男の野太い声で、「ここで寝るんじゃねぇ!」と聞こえたので、テントを撤収。
ヨセミテまで1時間ほど、近くのガソリンスタンドで、給油し7時ごろに出発した。
ナビに従いひたすら山道を駆け上がる、道はバイク初心者の私にとっては曲がりくねった道に思え、片側一車線の道で何度も抜かされた。
面白かったのは、ところどころ現れるガソリンスタンドの値段が、道を進めば進むほどグングン上がっていったところだった。
最終的には麓より倍以上の値段になっていたので、ヨセミテに向かうときは麓でガソリンを満タンにしてから向かうことをオススメする。
2/3くらい進んだところで公園の入場ゲートがあった。
車一台で35ドル、バイクの場合は30ドル(両方とも7日間有効)だったが、私はいくつか国立公園を訪れる予定だったので、年間パス80ドルを購入した。(クレジットカード使えます)
グランドサークルなど3つ以上の国立公園を訪れる人は、年間パスを買ったほうがいい。
因みに、ヨセミテとグランドキャニオンで70ドルです(35ドル+35ドル)。
なんの問題もなくゲートを通過、しかしエンジンの不具合で再出発に時間がかかり少しタイムロス、これが後に悲劇をもたらす。
公園内を進むと、森が広がって行く。
2.ギリギリアウト
ビジターセンターに到着後、目的地であるキャンプ4の道を聞き、なんとか着いたが予定時刻を5分ほどオーバーしていた。
ヨセミテのキャンプサイトは予約制で、夏は3か月前から埋まるらしい、唯一の希望がここキャンプ4、半分を予約もう半分を当日の朝8時半から受付する。
一泊、6ドルの格安スポットで是非泊まりたかった。
だが時すでに遅し、国立公園内は野宿厳禁なので日帰りになるのかと思っていたが、受付のおばさんに、当日のキャンプサイト(予約したが来なかった人の分)がまだあると教えてもらいReservation Officeに行き名前を書いて当選発表まで観光することにした。
3.ヨセミテ滝
見たいところはたくさんあったが、私の時間が許す範囲では初級登山道のヨセミテ滝を見るので精一杯だった。
ヨセミテを観光するときは、最低でも2泊3日は必要。
登山道に入ると、滝はすぐに姿を見せた。
北アメリカで一番の落差である739メートルを誇る滝であり、アッパーフォール(436メートル)、ローワーフォール(97メートル)、その間のカスケード(206メートル)からなる。
30分ほど歩くと滝のすぐ下まで来た。
なるべく近くまで行こうと、岩をよじ登り向かうと、水しぶきが小雨くらい降っていた。
しばらくして、その場を離れようとしたとき、日本語で「誰かに写真とってもらいたいねぇ」と聞こえたのでその方向を見ると、カメラを持ったお母さんらしき女性とすぐ横に夫らしき男性が見えた。
「写真撮りましょうか?」と声をかけると、「いいんですか?お願いします」と言いカメラを渡されたので夫婦と高校生くらいの子供二人の四人家族の写真を撮ってあげた。
写真を撮り終え、カメラを返す際に「日本から来られたんですか?」と尋ねたところ、「いえロスから来たんです、そちらは?」と聞かれたので「バンクーバーからバイクで旅してる途中です」と答えると、父親のほうが「バイクはなに乗ってんの?」と言ってきたので「カワサキのconcoursっていう1000㏄のやつです」と答えると、「いいねぇ、私も昔ナナハン乗ってたよ」などと会話をして山道へと進んだ。
道は思っていた以上に険しく、カメラやパソコンなどの荷物を背負っていた私は結構しんどかった。
上に昇ると、まるでMacの壁紙のような景色が広がっていた。(実際にヨセミテで撮られた写真が使われている)
登山開始から2時間ほどして、中間地点に着いた、下を見るとさっき見たローワーフォールが遥か下にあった。
時間の関係で、アッパーフォールが見えるところまでしか行けなかったが、あんな景色を見れただけで最高だった。
帰り道は退屈だったが、可愛げなリスを見れたので少し疲れが癒された。
4.今日の寝床は…
ヨセミテ滝からキャンプサイトの当選発表場所に戻る。
ヨセミテの公園内は、無料のシャトルバスが運行しているので移動はバイクを使うことなくできた。
時間になり、順番にキャンプサイトが振り分けられていく。
中には、時間に間に合わない人もいて、その場合は残念ながら日帰りになる。
後ろから数えて3番目くらいに呼ばれて、なんとか寝床を確保した。
一泊、26ドルでいままで野宿していた私からすると、かなり高かったが仕方なく泊まることにした。
キャンプサイトに移動して、テントを立てて夕食をとることにした。
5.便利すぎるフードコート
フードコートに行くと、スタバやハンバーガー、ピザなど様々な食べ物があったが私はハンバーガーを選び食べた。
値段は15ドルくらいで、流石に安くはなかった。
6.クマ出没注意
テントの中に入り、眠りにつこうとしたが、一つ忘れていたことがあった。
自分の荷物をテントから離れた場所に入れる必要がある。
というのもクマが出ることがあるので、食べ物の臭いが付いているものは必ず自分から隔離しなければいけない。
荷物をいれたあと、上を見ると綺麗な星空が見えた。
7.今日の総移動距離
この日はヨセミテまで70キロほどの移動のみ。
公園内は20キロくらい歩いた。
以上、Viezでした。
Have a nice day!
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