Viezの旅と日常。

日常と時々の旅について綴っています。

【旅,バイク,ワーホリ】《3日目》まるで火星!?灼熱のカリフォルニアへ #バイクでアメリカ縦断&横断 Trip No.2

『やっぱ日本ってすげぇな…』

 

 

皆さんこんにちは、Viezです。

 

今回も前回に引き続き、バイクでアメリカ縦断&横断旅について書いていきます。

 

 

 

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前回の記事はコチラ↓

 

viez6464.hatenablog.com

 

旅の始まりはコチラ↓

 

viez6464.hatenablog.com

 

1.朝食は49セント

この日もまた無事に朝を迎えることができた。

 

アメリカで野宿の場所に困ったら、ウォルマートに行けばいいという教訓を得て、昨日ポートランドのスーパーで買った49セントのバナナ1本を取り出した。

 

ポートランドを越えて、私はサンフランシスコへと向かっていた。

 

バナナを存分に味わいながら、距離を計算したが1000キロと表示されて、「さすがに1日1000キロを走ることはできないなぁ」と考え、2日に分けて進むことにした。

 

アメリカで食べたエクアドル産のバナナは美味しかった。

 

 

2.またもや道は真っすぐ

出発からまだ二日しかたってないが、既にアメリカの高速道路に飽きていた。

 

正確に言えば、真っすぐな道に飽きていたのであった。

 

最初のころは、日本では北海道ぐらいでしか体験できない道に興奮したが、今となっては景色も変わらないただの退屈な道に過ぎない。

 

そして何よりの弊害は、睡魔に襲われることであった。

 

道が真っすぐなせいで、ハンドル操作がなく高速道路なのでスピードは常に120キロ前後、バイクに乗らない人は驚くかもしれないが、体に受ける風も徐々に慣れてしまう。

 

眠気に誘われれば、ガソリンスタンドで休憩して、また進む。

 

この行動の繰り返しであった。

 

 

3.アメリカでSubway童貞を卒業

睡魔と格闘して、オレゴン州の南に位置するGrants Passという山に囲まれた小さな町で高速を降りた。

 

ちょうどお昼ごろだったので、腹ごしらえしようと思いPublic Parkingにバイクを止めて、町に出かけた。

 

少し歩くと、Subwayがあったのでここで昼食をとることにして、中に入った。

 

日本にもあるSubwayだが私は一度も食べたことがなく、なんとなく知っていたのは自分の好きなようにパンに挟むものを選べるということだけだった。

 

メニューにあるので一番おいしそうなSteak&Cheeseを注文し、野菜は適当に「Everything please」と答えて全部入れてもらった。

 

ソースはハニーマスタードとマヨネーズを選択し、無事に注文を終えることができた。

 

初めて食べたSubwayのサンドウィッチだったが、美味しかったことを覚えている。

 

ただ一つ残念だったのが、Wi-Fiが30分しか使えず(30分ほど待てば再び使える)その点では長時間滞在向きではなくこの店舗には充電口があっただけに、惜しいと思った。

 

 

 

4.峠の向こうはカリフォルニア

 Grants Passを出て、しばらくすると険しい峠道に差し掛かった。

 

この道を進むのは実におもしろく、特にAmazon Primeのトラックが峠を見事に進んでいる姿は圧巻だった(自分の横や前を走られると非常に危ないので楽しむ余裕は全くない)。

 

奥多摩ほどではないが、曲がりくねった道を進みその先に見えた看板には、

Welcome to California

と書かれてあった。

 

カリフォルニア州に入ると、景色がまるで火星に見えてきた。

 

砂漠地帯にぽつぽつと木々が生えており、気候もカラっとしたまさに乾燥地帯といえる場所だった。

 

ja.wikipedia.org

 

 

5.これがUSAクオリティ

まるでハリーポッターに出てくる、ディメンター*1に生気を吸い尽くされたかのような木々を横目にバイクを走らせる。

 

 昨夜はウォルマートで夜を過ごしたが、この先ウォルマートがあり、かつ田舎町に毎晩たどり着けるかという疑問が浮かび上がった。

 

そこで、ここまで来るときに何回かみたRest Areaというものはもしかすると、野宿スポットになるのでないかと考え次に見えたRest areaに入ったみた。

 

しかし、日本のパーキングやサービスエリアを想像した私も悪いが、それ除いてもRest areaとは言い難く、簡易的なトイレと頑丈な鉄格子に囲われた自販機が置いてあるだけの場所であった。

 

しかも看板の注意書きには、「8時間以上駐車すると罰金」「野宿している奴も罰金」etc...と書かれており、車でならともかくバイクの私には到底一晩を過ごせる場所ではなく、私の浅はかな考えは簡単に打ち破られた。

 

 
 
 
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バイクでアメリカ縦断&横断 #3 朝はウォールマートの駐車場で起床。朝ごはんは前日に買ったバナナ1本🍌。 オレゴンの1本道を、ひたすらに走って走って走りました。 本当にずっと真っ直ぐ笑笑。 昼頃に適当に休憩でもしようかとsubweyに行ったけど、日本ですら行ったことなかったので注文するのに一苦労。田舎だからか店員さんが優しかった。 カリフォルニア州に入ったら、途端に周りの景色が砂漠っぽくなってかなり暑かった。アメリカの夜は日本の夜と違って寒くなるはずなのに、カリフォルニアは夜でも暑かった。 明日はサンフランシスコにつければ良いな。 #カナダ #Canada #カナダワーホリ #ワーホリカナダ #ワーホリ生活 #ワーホリ #ワーキングホリデー #workingholiday #workingholidaycanada #アメリカ #America #バイク #バイクでアメリカ横断 #バイクでアメリカ縦断 #motorcycle #gopro #goproのある生活 #goproquik #海外旅行

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6.Cockroachだらけの駐車場

Rest Areaをあとにし、寝床を探しに走り続けた。

 

辺りはすっかり暗くなり、周りを走る車の数も一段と少なくなっていた。

 

ウォルマートがあり、かつ田舎町ということでこの日はカリフォルニア州の北、Reddingという町のウォルマートに泊まることにした。 

 

バーガーキングで晩御飯を済ませたあと 、ウォルマートに向かい、前夜と同じように端っこにバイクを止めてテントを立てようとしたが、昨日と違う点が一つあった。

 

それは、時間がまだ早すぎて店員たちがまだ帰ってなかったのである。

 

これでは、テントを立てると確実に追い出されてしまうと思い、人がいなくなるまでバイクのかげに隠れて寝袋のみで寝ていようと考えた。

 

すると、思いのほか寝れることに気が付いた。

 

なぜかというと、夜が寒くなくなっていたからである。

 

この日はかなり南下したので前日のオレゴン州よりカリフォルニア州はかなり暖かかった。

 

快適に思われた野宿だったが、テントなしの一番の問題である虫がとてつもなかった。

 

Cockroach、日本でいうゴキブリだらけでその大きさも日本のやつとは比較にならないものだった。

 

しかし、「このんなことをいちいち気にしていてはこの先1か月以上の旅を生き抜くことはできない」と思い眠りについた。

 

 

7.今日の総移動距離

この日はかなり進んだ。

 

およそ、650キロといったところだった。

 

 

 

以上、Viezでした。

 

Have a nice day!

 

続きはコチラ↓

 

viez6464.hatenablog.com

 

*1:吸魂鬼あるいはディメンターとは、非存在[1] のの生物であり、世界で最もおぞましい生き物とされている。吸魂鬼は人間の幸福を餌にし、近くにいる人に絶望と憂鬱をもたらす。彼らはまた、人間の魂を奪うことができ、奪われた人間は永遠の昏睡状態に陥る。吸鬼(soul-sucking fiends)と呼ばれるのもそのためである。彼らは人を「抜け殻」にすると言われている。Harry Potter Wiki より